★みんな誰もがある日突然、障害児の親になります・・・。
★恐らくビックリもしたし動揺もしたと思います・・・。
★そうは言っても、子供は待ってくれませんよね?
そんな中、父親として自分は何をするべきかってことに悩んでませんか?
障害児という、想像とは全く違った子育てに戸惑ってませんか?

実は僕の子供も知的障害児です。
僕も今悩んでるあなたと同じように悩んでいた時期がありました・・・。
だからあなたが戸惑っていたり、父親としてどうすべきか?旦那として何をしたらいいのか?という悩みに対して同じような悩みを経験している僕だからこそ、その解決策のお手伝いができると思っています。
ということで、これから僕が書く記事の内容は
『障害児が家族にいる場合、父親は何をするべきか?どう家族と向き合って行くべきか?』

同じ男として、同じ目線でお話します!
そして、この記事の結論を一言で言ってしまうと、父親のあなたがすることは『感謝すること』です。

感謝すること?

西野くんにはこの段階ではナゼ感謝するのかがわかってないようだね・・・
大丈夫!安心して下さい。この後の内容でこの感謝の意味についてわかりやすく説明しています。
そして、この記事を読み終えた時『あなたが父親として自分にできることは何か?』の見通しが立ってくれれば嬉しく思います。
父親のあなたが家族にしてあげられること


障害児の子育ては誰にでもできる経験じゃありません。
したくてしてる訳じゃないってこともわかります。
恐らく障害のある子供が誕生する前に考えていた未来予想図もあったはずだし、色々想像して夢を膨らませていたことも子供の障害によってリスタート状態になったことでしょう・・・・。
そして今まで歩んできた道のりと同じ道は歩くことが難しい現実を目の当たりして親は戸惑うものです。
ただ、父親と母親では同じように悩んだとしても明らかに違うことがあります。
その違いとは、母親の『悩みが深い』ということです。
コレは男性と女性の体や考え方の違いだと思います。
先天性の障害を持って生まれて来た子、育てていく中で障害があるとわかった子、その時『母親』は、自分のことを強く責めたり、子供と死ぬことだって考える人もいるくらい考えてることが深いんです・・・。
現に、精神的ショックやストレスによって精神疾患の病気になってしまう人もいるくらいです。
でも逆に『父親』つまり男っていう生き物は母親ほど深く考えられる人も中々いません・・・。
男ってそんなモンです。
ではそこで父親は何をすればいいのか?
父親以上に悩み苦しんでいる奥さんに対して何ができるのか?


正直、僕も最初はわかりませんでした・・・


父親の僕は何をしてあげればいいんでしょうか?
【父親がすることその1】
まずは『奥さんの気持ちを理解してあげること』です。
つまり、父親のあなたは子供のことだけではなく、自分の奥さんのことまでしっかりと支えてあげなくては奥さんが精神的な面で潰れてしまいます。
もちろん、父親だって子供が生まれた時、その子供に障害があるとわかった時『俺が頑張んなきゃ!』とか『俺が支えてあげなきゃ!』とは考えたりはしたはずです。
でもそれだけじゃ足りないモノがあるんです。
父親が想像している以上に子供に障害があることに深い悩みを抱えていながらも一生懸命に子育てをしてくれてる奥さんの気持ちを考えてあげて下さい。
今にもダメになりそうな自分の気持ちを押し殺してまで、子供を守ろうとする奥さんの姿、男には到底真似できるものじゃありません。
だからこそ、あなたの奥さんが言ってきたことをまずはシンプルに『受け入れる』ことをして下さい。
あなたの奥さんの気持ちを理解するのにあなたの考えや言葉は必要ありません。
まずは、何も言わずに受け入れることです。
【父親がすることその2】
そんな頑張ってくれてる奥さんの気持ちを理解した上であなたがすることは、あなたの奥さんでもあり、子供の母親としての存在に『心から感謝すること』です。
メチャクチャ大事なことなのでもう一度言います。
『心から感謝すること』
この”心から感謝すること”があなたが家族と向き合っていく中で1番父親が大事にしなくてはいけないことです。
あなたが自分の奥さんに対して心から感謝ができるようになった時、父親であるあなたの行動は確実に変わります。
これができた時、父親のあなたが家族に対して『何をすればいいのか?』『どう向き合っていけばいいのか?』という悩みは消え去るはずです。
次の内容で”心からの感謝”とはどういうことなかってことをもう少し深掘って説明していきます。
心から感謝するためは”ある感情”を捨てること
心から感謝ができているか!?いないか!?であなたの大切なパートナーでもある奥さんのことを精神面から支えてあげることが出来るかどうかが決まると言っても過言ではないと思っています。
しかし、心から感謝するためには男が本能的に持っている”ある感情”を抑えなくては心から感謝ができるようにはなりません・・・。
その部分の僕の失敗談も含めて父親がどうすべきかをこの後の記事で書いています。
僕の失敗談
”ある感情”とは『プライド』です。


僕の失敗談は『プライド』が邪魔をしていたことです・・・
男にとってプライドとは本能です。
自分の”存在価値”を感じるために、仕事で成績をあげて他者にみとめられようという感情が働きます。
要はプライドとは『見栄』です。
もっと言えば、男性の深層部分には”女よりも上でいたい”という思いがあったり、実際の自分より周りには”自分のことを良く見せたい”という思いも働きます。
このプライドを家庭に持ち込むと家族と上手に向き合うことができません・・・。


僕もこのプライドを家庭に持ち込んだことで妻と何度もぶつかった経験者です・・・(笑)


さぞかし激しいぶつかり合いだったことが想像できます・・・


想像通りで御座います・・・
いきなりですが、ココであなたの”プライドチェック”をしてみて下さい。
下の赤枠の内容に心辺りがある場合、要注意です。
- 自分の考えが正しいと思ってる
- 妻に意見を言われることを嫌う
- 妻の話に素直な態度や返事ができない
- 家事や子育ては楽だと思ってる
ぶっちゃけ、このような気持ちを持っていると家族とは上手に向き合うことができません・・・。
その原因はプライドが邪魔をしているからです。
■例えば、奥さんに『○○くらいやってよ!』なんて言われた場合に『俺だってやってる!!』という気持ちになったり、その気持ちを言葉に出して言ってしまう・・・。
■心では『なるほど!』と気付いても、表情や態度が素直ではなく素っ気ない態度を取ってしまう・・・。
■そこまでやってもいない家事や子育てを楽なことだと思い込んでいる。そして、お金を稼ぐために外に働きに行ってる自分の方が大変だと思い込んでいる・・・。
これらのことを僕もやってしまっていたんです。
下手すりゃ『なぜわかってくれない?』とまで思ったりしてる時もありました。
要は、妻の気持ちを無視して、自分の感情だけで自分の気持ちをコントロールしてしまっている状態なんです。
この感情的な状態で言葉や行動をしていると、あなたの奥さんはあなたのことを”協力者”とか”支えてくれる味方”だとは思ってはくれません。
逆に『理解をしてくれてない!』と思ってしまっています。
だって、旦那のあなたが先にそう想ってしまっているんですからね!
要は家族間での男のプライドは必要がないんです。
家にプライドを持ち込むと夫婦円満の邪魔をするんです。
解決方法
家にいる時はプライドなんて捨てて、恩返しの心で接することが大事な気持ちです。
恩返しの気持ちを持って『家族に何かしてあげたい!』と思えば絶対に反抗心なんて芽生えません。
設定は低くていいんです。
毎日『家族に何をしてあげようかな!』と思うことをして下さい。
無理に背伸びなんてせずに、できることから始めればいいんです!
ぶっちゃけ、家事や子育ては簡単じゃありません。だからあなたより知ってる奥さんにアドバイスをもらったなら、素直に聞く姿勢をとることが大事です。
そして障害児の子育てをしていると、冗談抜きで何度も危機的なことに直面をします。
その時に心身ともに支えることができるのは奥さんのことを理解をしてあげられている旦那だけです。
目に見えてできることが少なかったとしても、奥さんがツラい時に心を支えることができれば、あなたの奥さんは『自分は1人じゃない!』『私には強い味方がいる!』と、気持ちの余裕が生まれます。
それさえあればツラくても頑張れるんだと僕は自分の妻に教わりました。
僕は妻と無駄に何度もぶつかりました・・・。
だから、結構遠回りしてここまで辿り着いた人間です。
でも、この失敗は本来しなくてもいいんです!
無駄にぶつかりあってると離婚する可能性も”ない”とは言えませんからね・・・。
だから僕と同じ遠回りをしないように、この記事で伝えることで皆さんには無駄に遠回りせず、家族と向き合うことをして欲しいと思います。


つまり、家庭では男のプライドを捨て、妻の気持ちを支えることが大事ってことね!


そうそう!奥さんの気持ちをまず受け入れる
あなたの大切なパートナーに心から感謝すれば自然と恩返しの気持ちが湧いてくるはずです!
結局のところ『子供に障害があるなしは関係なく』父親である自分が子育てに協力する気持ちをしっかりと持って父親としての使命を果たすことが大切だということです!
そこにプライドを持ち込むな!って話
最後に
最後に・・・
何をすれば良いのか?
何をしてあげられるのか?
それよりも、命がけで子供を一生懸命育ててくれている妻に対して『心からの感謝と恩返しする気持ち』でいれば、自然と子供にだってできることをしてあげれる父親になるんです。
最初はみんな何もできなくて当然です。
最初から特別なことをするんではなく、できることをすることから始めて下さい。
決して見返りを求めず、自分の奥さんには『GiveGiveGiveの精神』で!
それが結果的に、あなたの奥さんの心の支えとなり、良きパートナーになるんです。
まだ日本は”性別役割分業”の風潮が残っているけど今の時代にはナンセンスな考えなんで、この記事を読んでくれた父親のあなたにはそういった考えをアップデートして家族と毎日笑顔で過ごして欲しいと思います。
この度も最後までお付き合い誠に有難うございました。これを読んでくれたあなたに幸あれ!
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