障害児子育てのひとり親だからこそ知っておくと役立つ12の社会資源

子育て

★障害児の子育てって出口の見えないトンネルを歩き続けてるような感覚・・・

★わかってはいたけど、障害児をひとり親で育てるのは大変・・・

★でも1度の人生、たくさん笑って過ごしたいと思いますよね・・・

 

 

実際に、障害児の子育てをひとり親で育てている家庭は意外と多く、そしてその殆どが母子家庭。

本来、夫婦が揃っていれば子育ての苦労も半分にできるところを、シングルで育てている母親はそれができないので、夫婦が揃っている家族からしたら倍の苦労をしていることになります・・・。

 

こんな毎日を過ごしていれば、誰だって心身共に疲れてしまうのは当たり前の話です。

 

こんな話をする僕の息子も知的障害のある障害者です。

ただ我が家は、夫婦で障害児の子育てをしているので、シングルで子育てをしている家庭からすれば、苦労も半分だと思います。

 

えーじ
えーじ

もし僕もひとり親で障害児の子育てをしていたら、なんの支援もなく子育てをするなんて不可能だったと思います。

 

ということで、これから僕が書く記事の内容は、

『ひとり親で障害児の子育てをしている母親が1度の人生を笑って過ごすために、少しでも負担を軽くするために活用すべき制度』

という内容についての記事になります。

 

その制度を一言で言ってしまうと『社会資源』というものです。

この『社会資源』をフル活用をして、ひとり親で子育てをしている人が少しでも負担が減るように子育てをして欲しいと思うんです。

社会資源とは・・・利用者がニーズを充足したり、問題解決するために活用される各種の制度・施設・機関・設備・資金・法律・情報・集団・個人の有する知識や技術等を総称していう。(精神保険福祉用語辞典より)

 

 

ひとり親で障害児と一生懸命向き合ってるあなたが楽しく子育てをしてくれることで、あなたの子供の笑顔の数が増えることに繋がります。

でも、ひとり親で頑張っているあなたが笑顔になるには、せめて今ある社会資源を使わずにはなれないと言っても過言ではありません!

 

この記事には、あなたの負担を減らすための社会資源について書いていますので、もし知らなかった支援や手当などがあった場合には是非活用して、子供との笑顔の時間を作って欲しいと思います。

僕はそのことを願って記事を書きます。

 

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【えーじプロフィール】
この記事を書いた人

我が家には知的障害の息子がいて、その兄はフルコンタクト空手で全国大会優勝経験者、自分も空手の指導者として11年間の経験あり、妻は我が家の総監督、家族揃ってメンタルクソ強いです!

普段は会社員をしながら、障害のある我が子を育てて思うことを本音でストレートにツイートやブログで発信していきます。
『我が子は障害者ですけど何か?』の精神でやっていきます!

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障害児の子育てをひとり親でも楽しくやるために・・・

実際に障害児を育てている家族の離婚率を調べて驚きました・・・。

なんと、健常児の子育て家族より離婚率が約6倍!!!

 

そして、その中でも”夫”からの要望による離婚がダントツの1位。

その理由というのも”自分の子供に障害児があるということが受け入れられない”という理由・・・。

つまり、逃げたってことです。

 

えーじ
えーじ

僕も夫の立場ですが離婚理由を知って、男として非常に情けないしあまりにも無責任だと思ったのが正直な感想・・・。

妻

子供は勝手にはできません!

つくったからには、覚悟と責任を持つこと!!

必ず健常児が生まれるとも限らないってことを忘れるな!!!

それによって、障害児の子育てをひとり親で育てることになってしまう母親が多くなるわけで、健常児のようにはいかない子育てに悪戦苦闘を強いられて心身ともに疲れてしまうんです。

 

でも、そんなひとり親に対するサポートがまだまだ足りない状態で、その環境によって心も体もそして、金銭的にも苦しい家庭内環境を作っている原因でもあるんです。

 

障害児の子育ては親が2人いても大変なのに、それを1人でこなすなんてあまりも荷が重すぎるんです・・・。

だからこそ、これで解決とは行かなくても、社会資源だけでもフル活用してもらい少しでも負担を減らすことをする必要があると思うんです!

 

親がひとりであろうと、ふたりいようと子育ては楽しむものです!

親は子供と一緒に成長し、時には子供と一緒にバカやって笑いながら日々を積み重ねていくことが大切です。

 

そして、障害児のサポートはもちろん必要だけど、障害児を育てている親のサポートも同じくらい重要なことです。

だから、いま現状では満足出来るサポートは揃ってないかもしれないけど、使える社会資源は遠慮せずにドンドン使って生活を少しでも楽にして頂きたい。

自分の住んでいる街の自治体の支援や相談窓口をもっと使って欲しいと思います。

 

次の内容では、障害児がいることで出ててくるひとり親の問題について少し書いています。

 

 

障害児の子育てでひとり親がぶつかる問題

子供が障害児(特に重い障害)の場合、ひとり親が直面する問題があります・・・。

 

えーじ
えーじ

その問題とは『仕事』です。

この仕事の問題については、親がふたりいてもぶつかる壁ですが、これがひとり親の母子家庭となると更に厳しい深刻な問題になります。

 

障害児の母親は、昔から万度に仕事に就くことができないという問題があり、その問題は今もあまり変わっていない気がします・・・。

もし、子供が健常児であればこの問題は小さいことですが、障害児の親にとってはこの問題は大きく”死活問題”にもなりかねません。

 

僕の妻も、息子に障害があるとわかってから、自分の就きたい仕事についたことがありません・・・。

どうしても、仕事に合わせた時間で動くことがでず、正社員で働くなんてことは非常に難しく、もしできたとしても、短時間のパート就労だったりがいいところ・・・。

 

これが、障害児のいる母子家庭となると、本当に頭を悩ませる問題です。

生きていくためには仕事をしてお金を稼がなくてはいけない、でも仕事に長い時間を使えないことで、当然入る収入が低くなり、それによって安心して暮らすこともできないことになってしまいます。

 

障害児がいないシングルマザーでさえ、大変な思いをして生活をしている人が多くいる中で、子供に障害があるとその大変さに輪をかけて苦労して生活をしなくてはいけません・・・。

更に、子供に障害があることで健常児とは違う将来への不安も抱えながら毎日を過ごすことをしていれば、そりゃ心身とも疲れて笑うことさえ少なくなってしまいますよね。

 

だからこそ、僕は社会資源をフル活用して少しでもその子育ての負担を減らして欲しいと本当に思うんです!

ただ、その社会資源は自分から動かなきゃ活用できないことが多く、それによって上手に社会資源を活用できていない人もいるんです。

 

そんな人のために、次の内容では障害児がいる母子家庭の親の負担を軽くする社会資源を紹介します。

 

 

社会資源や相談窓口、時には弁護士を使う

えーじ
えーじ

実際に使ってない人が多いと言われている社会資源。

妻

それは社会資源の内容を知らないからです!!

ということで、ここでは少しでも子育ての負担を軽くするための社会資源や相談窓口のことについてまとめてあります。

 

 

子育ての負担を軽くしてくれる社会資源

ひとり親の支援制度には『子育て・生活支援』『就業支援』『養育費確保支援』『経済的支援といった大きく分けて4つの支援制度によって成り立っています。

 

そして、これから紹介する社会資源は自治体や市区町村によっては、使えないものだったり、条件によっては使えない支援もあるので、詳しくは自分が住んでいる役所などに問い合わせて確認をしてみて下さい。

ひとり親の子育て支援について(厚生労働省)

 

えーじ
えーじ

それと、こういった支援があることは基本的に誰も教えてくれません・・・。

 

妻

だから、自分で調べて申請しないと使えるのに使ってない・・・

そうはならないように、しなくちゃね!

 

【ひとり親が使える社会資源】
  1. 児童扶養手当
  2. 住宅手当
  3. 児童育成手当
  4. 医療費助成制度
  5. こども医療費助成制度
  6. 電車・バス割引制度
  7. 寡婦控除(かふこうじょ)
  8. 保育料の免除や減免
  9. 粗大ごみ手数料の減免
  10. 上下水道料金の割引
  11. 自立支援教育訓練給付金
  12. 遺族年金

 

【障害者が家族にいる場合に使える社会資源】
  1. 特別児童扶養手当
  2. 障害児福祉手当
  3. 粗大ごみ手数料の減免
  4. 上下水道料金の割引

 

【低所得世帯が使える社会資源】
  1. 国民健康保険の免除
  2. 国民年金の免除
  3. 電車・バス割引制度
  4. 粗大ごみ手数料の減免
  5. 生活保護

 

 

相談窓口を利用する

ひとり親だと子育てをしていく中で、悩み事や困り事が出てきた時に相談できる人がいないのはツラいですよね。

実際に、誰かに話すだけで気持ち的にも楽になることがあります。

そんな時はひとりで悩まずに相談窓口を利用して下さい。

 

厚生労働省や各自治体で設置されてる相談機関でいえば下記のような窓口があります。

 

こういった相談窓口を遠慮せずに使ってみて下さい。

あなたやあなたの子供に最適な援助や指導を提案してくれます。

何かヒントになるだけでもきっと違うはずです!

 

そして”離婚を旦那に迫られた時”にも相談にのってくれる機関があります。

更に”離婚をせずに”夫婦円満にしたい!”時にも相談ができます!

夫婦カウンセラー

 

この夫婦カウンセラーは、夫婦関係の問題を専門的に相談に乗ってくれるカウンセラーです。

そして、離婚の基礎知識や離婚に関する法律にも詳しく、夫婦間の問題についてはスペシャリストです!

 

調べてみれば初回無料で相談にのってくれるカウンセラーもいるので、気持ちが揺れている方などは相談してみることをおすすめします。

第三者に入ってもうらうことで、お互い落ち着いて話し合うことができたり、第三者の意見を聞くことで考え方を見直すきっかけにもなると思います。

 

 

弁護士に協力してもらう

あなたが本気で離婚を考えているなら弁護士に相談すること!

お互いの話し合いで成立できることであっても、子供に障害があるなら後々揉める可能性が大いにあるので必ず弁護士にお願いして下さい。

 

子供が成長することに対しての養育費は絶対必要不可欠なものだから、国の法律を使いしっかりとお金が入るカタチを作ることです。

 

子供が大きくなるにつれて、お金も思っている以上にかかるし、後から養育費の話をしても対応してもらえなかったり、連絡がつかなかったりと困り事が起きる可能性があります。

そうなってからじゃどうしようもないので、最初に面倒であってもそこは頑張りどころとして妥協せずに弁護士に協力してもらい、生活に困らないようにして下さい。

 

 

ひとり親でも子育てしやすい環境を作ること

子育ては苦労することが目的ではありません。

楽しみながら子育てをすることが大切なことです。

 

そのためには、ひとりで頑張らずに使える支援や手当など使い、困ったことなどは窓口を使って相談をしてみることで負担が減ることもあると思います。

 

僕のSNSのTwitterアカウントは現在嬉しいことに4000人以上の人にフォローしてもらっています。

えーじ@我が子は障害者ですけど何か?

その中には、障害児の子育てをシングルマザーでも楽しく前向きにやっている人はたくさんいます。

 

そういった人達は1度の人生を楽しく生きるために、社会資源など使えるものは上手に使い、ひとりで育てることへの負担を減らし子育てをしやすい環境を作っているんだと思います。

 

えーじ
えーじ

ぶっちゃけ、誰にも何にも頼らず障害児の子育てをしても疲れるだけです・・・。

 

妻

社会資源や相談窓口を使わないと損だよ!

自分はどんな支援が受けられるのか、もう1回調べてみよう!

 

 

 

まとめ

最後に、

現状ひとり親で頑張っている人へのサポートは満足できるものは少ないかもしれません。

ただ、税金関係などは減税や免税などで対応してくれことはあるし、実際に調べると使える支援などがあったりします。

 

そして、相談窓口なども『どーせ相談したって・・・』なんて思わずに、とりあえず相談をしてみるってことも大切な行動のひとつだと思います。

相談してみてダメだったらそれはまた違う方法を考えるきっかけにもなる訳だし、勝手に想像で決めつけてしまうのは良くないことです。

 

あなたが楽しく子育てをしたいと思うなら、一度行動をとってみることをおすすめします。

そしてこの記事が、あなたの負担を減らすために少しでも役に立ってくれたら嬉しく思います。

もし知らなかった支援や手当などの社会資源があった場合には是非活用して、子供と笑顔で過ごす時間に使って下さい。

 

この度も最後までお付き合い有難う御座いました。あなたに幸あれ!

 

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