障害児を育てている親が周りから言われたくない嫌な気持ちになる言葉

子育て

★障害児を育てていると、なかなか思ったようにはいきません・・・

★だからといって、何もしてないわけじゃありません・・・

★だからこそ、言われたくない言葉もあるんです・・・

 

 

障害児を育てている親(特に母親)はみんなそれぞれ一生懸命に子育てをしています。

俗に言う”普通”の子供の成長を意識しながら、毎日頑張っているんです・・・。

だからこそ、障害児の子育てをしている親には、言ってはいけない言葉があるんです!

 

えーじ
えーじ

なぜこんな話を僕がするのかと言うと、我が家にも知的障害の息子がいるからです。

その知的障害の息子は、十代半ばを過ぎた今でも『言葉が使えません・・・』

 

だからといって、僕や妻が息子に言葉を教えてこなかったわけじゃなく、障害が原因で言葉を使えないってだけなんです。

それを受け入れながらも、僕ら夫婦は一生懸命、子供に愛情を掛けて育てています。

 

えーじ
えーじ

でもだからこそ、周りが言ってはいけない言葉があるんです!

というわけで、これから僕が書く記事の内容は、

『障害児の子育てをしている親(特に母親)が周りから言われたくない言葉』

という内容になります。

 

そして、その言われたくない言葉を一言で言ってしまうと、

『アドバイス』です。

 

特に母親はその『アドバイス』というものに対して敏感になっているので、その言葉をかけた側に悪気がなかったとしても、例え励ましだったとしても、言われた側は凹むし、時には腹も立ちます・・。

 

そして、障害児の子育てをしている母親ならかなりの確率で言われている人が多いと思いますが、実際に何もなかったかのようにその場をしのぎます。

その理由としては、親しい人ほどアドバイス言ってしまいがちだからです・・・。

親しい人とは誰だって揉めたくはないですからね・・・。

 

なのでこの記事を読むことで、障害児の子育てをしている親が言われたくない言葉がわかります。そしてその理由も我が家が実際に経験したことを例に解説していきます。

是非1度最後まで読んでみて下さい。

 

えーじ
えーじ

この後の本文では、なぜ言っちゃダメなのか?

じゃあ、なんて言葉をかけてあげるのが良いのか?

詳しく解説していくよー

 

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【えーじプロフィール】
この記事を書いた人

我が家には知的障害の息子がいて、その兄はフルコンタクト空手で全国大会優勝経験者、自分も空手の指導者として11年間の経験あり、妻は我が家の総監督、家族揃ってメンタルクソ強いです!

普段は会社員をしながら、障害のある我が子を育てて思うことを本音でストレートにツイートやブログで発信していきます。
『我が子は障害者ですけど何か?』の精神でやっていきます!

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なぜ、障害児の母親は周りからのアドバイスが嫌なのか?

そもそも、なぜアドバイスを言われることが嫌なのか?

その理由は、『やることはやってるか』からです!!!

 

親は子供のために色々調べまくってやることはやってるんです。

そんな時に、周りから

『お家で〇〇やってる?』

『たくさん〇〇してあげて!』

なんてことを言われたところで、『やってないとでも?』と心の中で思ってしまいます・・・。

 

下手すりゃ、聞き飽きたと言う母親もいるかもしれません。

いい加減『チッ!』ってなってる母親もいるかもしれません。

当たり前にやってることだけに・・・。

 

普段どんな生活をしているのかも知らない人に、”家で何もやってない・・・”みたいな言い方をされてるようで腹も立ってきます・・・。

もちろん、その言葉が励ましだったり、相手なりに考えついたことで、悪気がないこともわかっています。

 

ただ、やることやってるのに、やってないみたいな言い方をされてるようで嫌なんです。

ひねくれ者のように取られるかもしれないけど、頑張っているからこそ、そんな気持にもなってしまうんです。

 

そして、親しい人ほどそういったアドバイスを言ってしまう傾向があるので、注意が必要です。

子供に障害があることで、苦手なことやできないことがあるのは当然の話で、でもできないからって親は何もしてないわけじゃないってことを理解して言葉を掛けることを周りの人にはして欲しいと思います。

 

えーじ
えーじ

ちなみに健常な子供ならば、ある程度大きくなったら喋れるようになるための言葉掛けなんてことはしていませんよね?

でも、うちは未だにやっています。

ハッキリ言って、健常の子供に言葉を教える時間より何倍もの時間と年数を使って、やっているんです。

だけど喋れるようにならない・・・これが現実です。

 

 

ポイントは相談かどうか?

この話を聞いて、せっかくのアドバイスを素直に聞き入れることができないことに、ひねくれ者のように思えるかもしれませんが、ここではその理由について解説していきます。

 

一生懸命にやってることを『ちゃんとやってる?』みたいな言い方をされることは誰だって嫌なことです。

例えば、僕が子供と歩いている時に久しぶりに友人の西野くんと会いました・・・。

そして友人の西野くんが子供に向かって

西野くん
西野くん

『なんさい???』

と聞いたとします。

しかし子供は言葉が使えなくて、無言・・・。

そこで僕が

えーじ
えーじ

『5歳なんだけど、うちの子まだ発語がなくてね・・・』

みたいな流れになった場合に西野くんが言いました・・・

西野くん
西野くん

『家でたくさん言葉掛けしてる???』

なんてことを友人から言われたらどう思うか?

こういうことです。

 

【ココ大事です!】もし、あなたが知人などに相談を持ちかけた場合などには上記のようなアドバイスを言われても話は成立しますでも、上記の内容は知人にアドバイスは求めていません・・・

 

要は、相談をしたかどうかがポイントになります。

もし、相談をされてもいないのに『悩み事解決法』みたいなことを言うと、相手は別に求めてないあなたの助言に逆にイラッとしてしまうことがあるということです。

 

ある意味、相談なんてしてもいないのにアドバイス的なことを言われると、頑張っていることを”否定”された気分にもなってしまうんです。

なので、実際にできないことがあって個人的には悩んでいるけど、別にアドバイスが欲しくて言った話ではないので、下手にアドバイスをされると少し、モヤッとした感じになってしまうんです。

 

ただこうなってくると、障害児の親に話しかけることに抵抗が生まれるかもしれないけど、次の内容でどんな風に言葉を掛けるといいのか?ってことを解説していきます。

 

障害児の親に掛ける言葉ってどんな言葉がいいのか?

 

えーじ
えーじ

僕ら障害児の親としては、子供が健常だろうと障害があろうと、親にも子供にも別け隔てなく話し掛けてもらえると嬉しいです!

じゃあ、もし言葉を掛けるとした場合、どんな言葉を掛けるといいのか?

『共感するだけでいい』

シンプルにこれだけでいいです。

そしてこの『共感する』ということは、障害児の親と話す時だけの特別な話し方ではなく、誰と話す時にも必要な対応で、まずは相手の話に耳を傾け、共感することが大切なことです。

 

例えば、僕の息子の話しで言うと

えーじ
えーじ

『発語がないんだよね・・・』

西野くん
西野くん

『そっか、まだ発語がないんだね!』

こんなふうに、同じ言葉を返すだけで十分なんです。

逆に『本を読んであげてる?』『手話は?』『タイピングは?』とか、こんな言葉はいらない助言です。

ぶっちゃけ、できるならやっているんです。

 

自分の子供に障害があってできないことがあるなら、できるようにしてあげたいと思うのが親心・・・。

子供の発語がないからって、話しかけても無駄だし、だから日常生活でも話しかけることはしていない・・・。なんて親はいません!

 

そして色々調べたり、聞いたりはどこの親もやっていることなので、下手にいきなりアドバイスはせずにまずは共感するだけで十分です。

 

実際に僕の妻も経験者

冒頭でも言ったように、我が子は知的障害者で未だに言葉がありません。

なので、僕の妻も息子が小さい頃は親戚や知人に『たくさん話かけてる?』『本を読んであげてる?』なんて言葉を何度も掛けられてきた方なので、正直『もうウンザリ!』なんてことも言ってました。

 

相手からすれば、良かれと思って言ってくれた言葉なのかもしれないけど、妻からしてみれば”やることはやってるんだ”という気持ちにもなり”有難迷惑状態”にもなってました。

 

ぶっちゃけ、親はやることをやっているので、喋れるようになる子は自然と喋り出すし、息子のように障害があって喋れないまま大きくなる子もいます。

だから、できないことがあるからってなんでもかんでもアドバイス的な言葉をかけたとしても『ありがとう』とはならない場合もあるので、まずは共感して話をしてみて下さい。

 

ちなみに僕は【Twitter】をやっていて、そこで知り合ったフォロワーさんの子供が、3歳や4歳や5歳で突然喋りだしたって子もいるそうです。

『そんな子でも大きくなって大学行ってますよ!』って教えてくれたママさんも中にはいて、でも子供が喋り出すまでは僕の妻と同じように『相談もしていないのにアドバイスされるのは嫌だった』ということも言ってました。

 

 

まとめ

最後に

この記事では、障害児の親が言われたくない言葉という内容ではありましたが、結局のところ、相手の話の共感をすることで話がはずむよって話でした!

そして、相手があなたに対して相談を持ちかけて来た時には、是非アドバイスをしてあげて下さい。

 

もし今後、障害者の親やその家族の人と話をすることがあった場合には、この記事の内容を少しでも役に立ててもらえたら嬉しく思います。

 

この度も最後までお付き合いくださり、誠に有難う御座いました。あなたに幸あれ!

 

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